医療法人 佐藤クリニック
滋賀県長浜市平方町 1240番地 TEL 0749-65-0100 MAIL MAP

Maternity Life 当院の分娩

当院で行っている分娩法はソフロロジー式です。
ソフロロジーとは「精神の平安の学問」という意味ですが、どうやって精神的にリラックスするかというトレーニング方法をいいます。そして、このリラックス法を取り入れた分娩法がソフロロジー式分娩法です。

ソフロロジー式分娩法とは?

呼吸法(呼息法)
スムーズに出産するためには、陣痛の波の間にいかにリラックスできるかが重要なカギになります。ママのからだに力が入っていると、赤ちゃんはギュウギュウ 締めつけられて産道を進めません。反対にママが全身の力を抜いてリラックスできれば、赤ちゃんは産道をスムーズに進み、安産となります。
急に「はい、リラックスして」といわれても、なかなかできるものではありませんが、その急にリラックスする方法が「呼息法」という呼吸法です。ゆっくりと長い息を吐くゆったりとした呼吸法は、心を落ち着かせ、からだをリラックスさせるのです。これがソフロロジーの呼吸法の基本、「呼息法」なのです。
陣痛のときも、出産のときも、とにかくゆっくり息を吐いてください。こうすることによって、知らぬ間に力が入っていた筋肉の緊張をとることができます。
実際の分娩時の、呼吸法のコツについてはマザースクラスでご説明します。
ポジティブシンキング
ソフロロジーでは、陣痛を「赤ちゃんが生まれる上でもっとも大切なエネルギー」と考えます。とはいっても「痛いのはいやだ、怖い」という陣痛に対する恐怖もあります。なぜ痛いのは怖いのか、それは、痛みは病気とかケガといったいやなことを伴い、病気が次第に悪くなるにつれ痛みもどんどん強くなるから怖くてイヤなことなのです。
それに対して、陣痛の痛みは長くても50秒くらい、いつも痛いわけではありません。しかも出産すれば消えてしまいます。さらに、陣痛のたびに赤ちゃんに会える喜びに近づきます。同じ痛みでも、陣痛は赤ちゃんとの対面という喜びにつながる痛みなので、痛くてもガマンできる範囲なのです。
「陣痛を乗り越えれば赤ちゃんに会える、陣痛は喜びにつながる」と考えるようになるためには、楽しく練習しておく必要があります。それがソフロロジーのイメージトレーニングです。
イメージトレーニング
イメージトレーニングは専用のBGMを聴きながら行います。このBGMには、心地よい音楽に乗せて単調なリズムのメッセージが入っています。メッセージの前半はリラックスを促すような内容ですから、聴いているうちに眠ってしまうこともあるくらいです。眠ってしまってもかまいません。それだけ十分にリラックスする練習ができたということです。そしてメッセージの後半には、分娩をイメージする言葉が入っています。たとえば「陣痛の波が押し寄せてきました。子宮の収縮が始まります。赤ちゃんが今生まれ出ようとしています」とか、「この陣痛の波は50秒とは続きません。もうすぐ、ほら、休息の時間がやってきます」、「もうすぐあなたの赤ちゃんを抱くことができます」などと、出産の疑似体験ができるようになっています。出産の疑似体験を繰り返しすることで、出産に対する不安や恐怖を取り去ることができます。
イメージトレーニングによりポジティブシンキングを身につけ、呼息法でリラックスする、これが誰にでもできるソフロロジーです。

バースプランとは?

“バースプラン”、それはあなたらしいお産をするための計画書です。 一生に数回しか経験しないだろう“出産”、その出産を、自分らしく納得できる、そしてできれば満足感が得られる“いいお産”にするために、どのようなお産をしたいかを、具体的に計画を立てて私たちにお知らせください。ご要望が実現可能か、どうすればあなたの希望がかない、満足のいくご出産をしていただけるかを一緒に考えましょう。私たちも“いいお産”のお手伝いをしたいと考えています。ただし、状況によってはご希望に添えない場合もあることをご了承ください。もちろん、バースプランを提出されない方へのサポートもなんら変わりはありませんのでどうぞご安心ください。

バースプランを立てるメリット
  • ・お産を積極的に自分のものとして受け入れイメージすることができます。
  • ・ご夫婦で考え話し合うことでお産を夫婦のものとして受けとめることができます。
佐藤クリニックのサポート
“バースプラン”を計画するための参考として、現在当院で行っている標準的な方法を以下ご説明いたします。
陣痛~分娩のケア
  1. ① 陣痛について
    ソフロロジー法による自然分娩を前提に分娩経過をみていきます。この間、胎児の状態を詳しく観察するために、頻繁に分娩監視装置による検査を行います。また原則として、陣痛促進剤は使いません。しかし、予定日超過や微弱陣痛などの場合、必要に応じて陣痛促進剤を用いることがあります。その場合は医師が事前にご説明いたします。陣痛促進剤使用時は、分娩監視装置により胎児の状態を観察します。
  2. ② 立ち会い分娩について
    分娩室での立ち会いは、ご主人さまをはじめご家族の方もご一緒していただけます。ご主人さま以外の男性はお断りしております。なお、帝王切開や、緊急に処置を要する場合には立ち会いができませんのでご了承ください。
  3. ③ 分娩形式について
    ソフロロジー法による経腟分娩です。ただし、骨盤位、前回帝王切開、胎児機能不全など状況により帝王切開になる場合もあります。また、必要に応じて吸引分娩になることもあります。
  4. ④ カンガルーケア
    ご出産後に母児の絆を深めるために、肌と肌を合わせて赤ちゃんを胸に抱いていただくカンガルーケアをご希望の方に行っています。静かな時間をお過ごしいただくために、ご家族の入室を限らせていただくことがありますのでご了承ください。なお、赤ちゃんやお母さまの状態により中止させていただく場合もあります。
  5. ⑤ ビデオ等の撮影
    お母さまの枕元からの撮影をお願いします。なお、三脚の使用はご遠慮ください。当院では、ご出産後お母さまと赤ちゃんの対面シーンをはじめ、ご出産から入院中の写真をフォトCDとして退院時にお渡ししています。

入院室について

入院時に入院室についてご希望をうかがいます。空いている部屋の中からお選びいただきますが、事前にお部屋の予約はできません。陣痛が強くなりましたら、プレママルーム(陣痛室)に移り、さらにお産が近づきましたら、ハピィルーム(分娩室)に移ります。原則として分娩終了後2時間はハピィルームで過ごします。付き添いの方がお泊まりになる必要はありませんが、ご希望の場合には、簡易ベッドを準備いたしますのでお申し出ください(有料)。簡易ベッドは個室のみの使用となります。また数に限りがあるため、準備できない場合もあります。

ご入院中のケア

母子同室
母子同室をおすすめしていますが、ご希望により、赤ちゃんをベビーズルームにておあずかりいたします。
授乳
母子同室の方は当日から、そうでない方は分娩の翌日から、ナースリー(授乳室)で授乳が始まります。3時間ごとが基本ですが、赤ちゃんの状態により変わることがあります。母乳分泌が不足していると思われるときには糖水かミルクを補います。
自室での授乳も可能ですが、ナースリーでの授乳時にはスタッフがおむつ交換・抱き方などのサポートをしています。
母乳の出方は個人差があります。産後2日目より乳房マッサージを行い母乳の分泌をうながし、乳房トラブルの予防をしています。
沐浴
分娩2日目に見学し、翌日にはご自分で沐浴の練習をしていただきます。

お産入院の費用

分娩に関する費用については、原則として健康保険の対象になりません。
入院室の種類や入院日数によって費用は異なります。
下記の金額を目安としてお考えください。

正常分娩の場合

特別室
約470,000円
個室(トイレ付き)
約455,000円
個室(トイレなし)
約445,000円
CLINIC GUIDE
  • 帝王切開分娩の方は正常分娩の方より入院期間が長くなりますので、プラス70,000円位とお考えください。
  • 出産育児一時金(産科医療補償制度掛金含む)として42万円がご加入されている健康保険から助成されます。直接支払制度をご利用いただくと、出産育児一時金が当院に支払われますので、退院時に上記分娩費用から42万円を差引いた残りの費用をご精算いただきます。
  • お支払いにはデビットカード(銀行のキャッシュカード)もご利用いただけます。
    ご希望の方は退院日までにスタッフへお申し付けください。